2009 年に開始された住宅用太陽光発電の固定価格買取制度 (FIT) は、契約から 10 年で買取期間が終了します。これが俗にいう「卒 FIT」です。2019 年以降、毎年多くの家庭が卒 FIT を迎え、売電単価が大幅に下落するため、対策が欠かせません。
卒 FIT 後の選択肢は 3 つ
- 新電力会社へ売電契約を切り替える — 単価 7.5 〜 12 円 / kWh が相場。大手電力より高い場合が多い。
- 蓄電池を導入し、自家消費に回す — 売らずに使う。電気代削減効果は売電収入を上回ることが多い。
- V2H で EV に充電する — 走行コストの大幅低減につながる。
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2026 年版では、新電力 18 社の最新買取単価をまとめた比較表を毎月更新しています。お客様の年間発電量と地域から、最適な売電先を AI で提案する仕組みです。
ポイント: 単価だけでなく契約期間・解約金の有無も比較すべきです。安易に最高単価を選ぶと、数年後に困ることがあります。
蓄電池導入のシミュレーション例
5.6 kW のパネルで年間発電量 6,400 kWh のご家庭の場合、蓄電池 9.8 kWh を後付け導入することで、自家消費率が 30% から 72% に向上。売電単価 8.5 円で売るより、月平均 ¥4,200 多く節約できる試算となります。
導入費用と回収目安
- 蓄電池 9.8 kWh + 工事一式: 約 165 万円
- 東京都 DR 補助金: 60 万円
- 実質負担: 105 万円
- 回収期間: 8.4 年 (太陽光残存価値を含めず計算)
「卒 FIT」は終わりではなく、第 2 ステージのスタートです。10 年使ったパネルはまだ 20 年以上発電できますので、活用方法を見直すよい機会です。