tech

ペロブスカイト、いよいよ住宅へ。

変換効率 26.4% 軽量・薄型・低照度対応の次世代パネル試験導入。

次世代ペロブスカイト太陽電池の住宅用試験導入を開始。

次世代ペロブスカイト太陽電池の住宅用試験導入を開始。

太陽光発電の主役だった結晶シリコン型パネルに、新たな潮流が生まれています。ペロブスカイト型太陽電池は、軽量・薄型・低照度でも高効率を発揮する次世代技術。SOLARIA は 2026 年 6 月より首都圏 10 棟で住宅用試験導入を開始します。

ペロブスカイトの 3 つの強み

  1. 変換効率 26.4% — 結晶シリコンの理論限界 (29%) に肉薄
  2. 軽量薄型 — 既存パネル比で重さ 1/10、厚み 1/30
  3. 低照度対応 — 曇天・朝夕でも発電効率の落ち込みが小さい

耐久性の課題と試験設計

ペロブスカイトの最大の課題は 湿度・酸素による劣化 でした。SOLARIA の試験ではガラス封止+ POE 封止フィルムの二重保護を採用し、20 年保証を実現する仕様で導入します。

試験条件

  • 導入軒数: 首都圏 10 棟 (港区・横浜市・川崎市・千葉市)
  • 容量: 1 軒あたり 4.0 〜 5.6 kW
  • 計測期間: 36 ヶ月 (2026.06 〜 2029.06)
  • 計測項目: 出力 / 温度係数 / 視野角依存性 / 湿度劣化
導入条件: 既設の太陽光がない / 屋根南面 / 築 15 年以内 / 計測機材設置に同意 — のお客様が対象です。導入価格は通常パネルと同等で、追加費用はかかりません。

将来展望

NEDO のロードマップでは 2030 年までにペロブスカイトの量産価格を結晶シリコンと同水準まで下げる目標が設定されています。普及シナリオでは、ビル壁面や曲面屋根への展開で、設置可能面積が 2 倍以上に拡大すると試算されています。

「屋根に貼るパネル」から「壁にも貼れる発電フィルム」へ。次の 10 年で、太陽光発電の景色は大きく変わるでしょう。

SOLARIA はこの変化を、お客様にとって投資ロスにならない形でご紹介していきます。試験導入家庭にも応募枠 (各エリア 2 〜 3 軒) がございますので、ご興味があればお問い合わせください。

文 / SOLARIA 設計部 岡田 健一