
店主・鈴木 燈一郎。神戸の老舗精肉店「但馬屋」で 4 年、青山の和牛専門店で 10 年修行ののち、2016 年に当店を開業。北海道・佐賀・山形の認定買付人ライセンスを取得し、毎週 3 産地の枝肉を吟味しています。
炭は備長炭を業者から取り寄せ、3 段階の温度ゾーン (350℃ / 250℃ / 150℃) を 1 卓ごとにチューニング。「肉の脂は、温度を間違えれば 1 秒で台無しになる」 — それが鈴木の口癖です。
SUZUKI Toichiro— 鈴木 燈一郎
私が大切にしているのは、A5 ランクという数字ではなく、その肉が育ってきた背景です。北海道の阿寒湖畔で 32 ヶ月かけて育った牛、佐賀の嬉野茶を食べて育った牛 — それぞれの個性を、塩・タレ・卵黄、そして炭の温度で引き出すのが料理人の仕事だと思っています。
最大 18 名のお店で十分です。これ以上に増やせば、お一人ひとりの炭の温度に向き合えなくなる。それは、私が 18 年やってきたことと矛盾します。